行政書士事務所開業までの軌跡

行政書士事務所開業まで実務について勉強したことを記録しています。

資格取得に挑戦していることは人に言うな

前回は、資格取得に挑戦することをお勧めする記事を書きました。

実際私も、資格取得に挑戦することで、1日の過ごし方がガラッと変わり、

充実した日々を過ごすことができております。

別に資格取得にこだわる必要はないと思いますが、何か挑戦するために、

目標を持ち、それを達成するために行動をすることは本当に良いことだと思います。

 

前回の記事はこちら

doi-gyoseishoshi.hatenablog.com

 

ただ、資格取得に挑戦していることは、人に言うことをお勧めしません。

今回はその点に関して詳しく書いていこうと思います。

 

資格取得に挑戦しようとしていることは人に言わないほうが良い

応援してくれる人ばかりではない

資格取得に挑戦することは素晴らしいことです。

将来のために、自己実現のために自分の時間を割いて勉強する。

なかなかできることではありません。

しかし、身近な人が成功するということをよく思わない人もいます。

人間という生き物は自分が一番かわいいんです。

自分より立場や能力が上になることを許せないしよく思わない人がいるんです。

 

私の周りにもいました。

私も宅建行政書士の勉強をしていた時、誰にも言わずにやってました。

ただある時、テキストを仕事用のカバンに入れていた時に、

それをたまたま直属の上司に見られたことがありました。

「お前、宅建とるの?なんで?」

「意味あるん?今の仕事と何に関係があるの?」

「どうせなら今の仕事に関係する資格を取ってほしいなぁ」

など言われたことがあります。

正直一番知られたくない人に知られてしまったと、

テキストを持ってきたことさえ後悔しました。

 

その後も、

「過去問やとどれくらい点数取れるの?」

「え、その点数だったら絶対受かるやん頑張れよ!」

と、ちょくちょく進捗を聞いてきます。

余計なお世話にもほどがあります。

 

受かったら受かったで、知られてしまっている以上、それを一応報告しました。

「ふーん。そうなんだ。よかったね。」

です。特におめでとうも言われない。そんなもんなのです。

 

過程ではない、やはり結果が重要

資格取得のために毎日勉強するということは本当にしんどいです。

毎日勉強していること、これは素晴らしいことです。

だからこそ、この過程を褒めてほしい、労ってほしい。

そして、資格取得は自分との戦いです。孤独です。

だからこそ、

・このしんどさを共有したい。

・この頑張りを評価してほしい。

と思うのはわかります。が、結局資格試験に落ちれば全く意味がありません。

 

もちろん、過去に記事を書いた通り、生活は変わります。自己肯定感も高まります。

ただ、そこがゴールではないですよね?

資格取得して人生を変えたいと思ったから、挑戦しているわけです。

私も結果、資格取得のための勉強をしたことで、人生が変わりましたが、

行政書士の資格を取得し、事業を成功させるのが目標です。まだ夢の途中です。

 

だからこそ、過程を人に話す必要などないのです。

そもそも、過程を話して資格試験に落ちたらどうするんですか?

過程を話した相手には、「残念だったね、よく頑張ったよね」と言いつつ

内心ほっとしている人もいると思いますよ。

 

それでも孤独がしんどい人は、家族や恋人などに話すのはあり

唯一の例外でいえば、家族や恋人でしょうか。

家族はもちろん応援してくれます。

恋人ももちろん応援してくれると思います。

ただどちらかというと、勉強がデートよりも優先順位が高くなっている以上、

事情を話さなければ、勉強時間が確保できません。

以上を踏まえると、

・本当に自分を応援してくれる人

・勉強時間の確保に協力してもらう必要がある人

話すのはありだと思います。

 

SNSで大々的に勉強中!と公言している人たち

SNSで勉強していることを大々的に公言している人もいますが、

それもあまりお勧めしないです。

同じような境遇で勉強している人なので、色々話せることはありますが、

何なら宅建の場合は相対評価であるが故、

ある程度決まった人数しか合格しないようになっています。

だとすれば、その人はライバルです。仲間ではありません。

というより赤の他人です。身内よりも信用できません。

 

そして、人と点数や勉強時間など比較してしまい、

自信を無くしたり、ペースを乱されたりします。

私もX(旧Twitter)で模試の結果など検索したりしてました。

が、ほぼ点数の良かった人しか、あげてません。

そうなると、自分に自信がなくなってしまいます。

そうなるくらいなら、しないほうがいいというのが私の持論です。

 

以上です。

もちろん賛同いただける人もいれば、それは違うという意見もあると思います。

ただ、結局資格試験は自分との戦いだと思いますので、

自分が勝てるような環境づくりをすることが大事なんではないかと思います。

 

次回に続く